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勤務医が年収を上げる方法~転職・キャリアアップの実例

「勤務医でいる限り、年収には限界がある」

「高年収を目指すなら、開業医になるべき」

そう思われている医師の方も多いのではないでしょうか。

しかし、勤務医であっても、実際に高年収を実現している医師もいます。

今回は、データや実例をご紹介しながら、「勤務医として年収を上げる方法」ご紹介します。 

勤務医の年収アップ:「働き方とキャリア」の見直しを

勤務医の方は、日々の治療に精一杯で、自分のキャリアが後回しになってしまっている方も多いでしょう。

まずは、ご自身の働き方や年収がきちんと適正であるかを改めて見直して、今後のキャリアプラン構築を行うことが大切です。

具体的には、現在の年収と勤務医としての年収を平均と比べてみること。

また、勤務医の平均的な働き方(労働時間等)を比較してみて、キャリアに応じた給与を得られているのか確認してみましょう。

勤務医の平均年収は、約1,440.3万円

厚生労働省の『令和2年賃金構造基本統計調査』によると、平均月収(所定内給与額)は99万0800円で、賞与など117万5600円を含めると、平均年収は1,440万3,000円と推測されます*。

しかし、勤務内容や1日の外来数や病棟管理担当患者数、1カ月あたりの当直回数などでも、給与が変動することは留意しておきましょう。

*厚生労働省『 令和2年賃金構造基本統計調査』

一般的な勤務医の労働時間

一般的に、勤務医の週の労働時間は40時間になるように設定されますが、当直勤務はこの週40時間の勤務時間に含まれないため、終了後にそのまま通常の日勤、いわゆる当直明け勤務をする場合もあります。

こうしたケースでは労働時間が長くなることにつながります。

しかし、福利厚生の一環として当直明け勤務を免除する医療機関もあるようです。

ワークライフバランスの両立を目指すのであれば、勤務が長時間化しない医療機関で働くこともおすすめです。

医療機関による勤務医の年収差

勤務医の年収について、もう少し掘り下げてみましょう。

先程勤務医の平均年収は、1,440万3,000円とお伝えいたしました。

一方、大学病院で勤務する医師の年収は、比較的低めであり、講師で700万円程度、助教授で800万円前後、教授でも1,000万円前後、というのが一般的な年収額といわれています。

このように、医療機関による勤務医の年収差を考えると、民間病院で大きく稼いでいる医師が平均給与を引き上げているとも考えられます。

実際、診療科目などにもよるものの、民間病院であれば、勤務医でも年収2,000万円を超えている方は多くいます。

勤務医として年収をアップさせる方法とは

年収2,000万円を超える勤務医の共通点

では、勤務医として年収をアップさせるためには、どのようなことが必要なのでしょうか?

医師の転職支援サービスを行うエムステージのエージェントに対して、2,000万円以上の年収を得ている勤務医の特徴を聞いてみたところ、以下の3つのポイントが上がりました。

  • 都市部から離れた場所にある医療機関で勤務する
  • 医療機関のニーズにあった診療科目や勤務内容に従事している
  • 空いた時間をアルバイトなどで有効活用している

一つずつ詳しく見ていきましょう。

医師の年収を上げる方法①都市部から離れた場所にある医療機関で勤務する

人口の都市部集中が叫ばれていますが、医師の都市部集中も年々進んでいます。

京都のような都市部は、医師の数が増えるとともに供給が需要を上回り、年々提示される年収額も低くなってきています。

反面、東京都から1時間ちょっとで通勤できる埼玉県や千葉県でも、東京と比べると医師の年収が高めとなる傾向があります。

大阪・名古屋・福岡などの地方都市も同様の傾向になっているので、高年収を目指す転職の場合には、都市部から離れた求人もチェックしてみることが重要です。

医師の年収を上げる方法②医療機関のニーズにあった科目や勤務内容に従事している

診療科目や勤務内容によっても、医師の年収は変化していきます。

ここで重視したいのは、「医療機関のニーズに合った」という部分。

ある地方都市の病院の話ですが、次ような事例があります。

「近隣に脊椎の手術を行える医療機関が無いため、脊椎手術を行えることを目玉にしたい」と、ある医療機関からエムステージのエージェントにご相談がありました。

その際に、エムステージの医師会員の中からスキルやノウハウ脊椎手術のできる医師をご紹介したのですが、なんと院長先生より高い年収金額での契約となり、転職した先生ご自身にとっても1.5倍以上の年収アップとなったのです。

このように、ご自身の持つスキルが医療機関のニーズとマッチすれば、高額の年収を得ることも可能になります。

転職エージェントを活用して、ご自分のスキルを必要としている医療機関を探すことも非常に重要なポイントです。

医師の年収を上げる方法③アルバイトの有効活用

こちらは、少し視野を広げた方法です。

転職だけで高額年収を目指すのではなく、転職+アルバイトで高額年収を目指すという方法はいかがでしょうか。

週1回4万円の当直アルバイトでも、1年間勤務すれば年収200万前後になります。

いくつかのアルバイトを組み合わせて総額で年収2,000万円以上を実現するというのは、かなり現実的な方法と言えるでしょう。

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高収入を目指すなら開業医?勤務医との年収差

まずは公的なデータで、医師の年収について見てみましょう。

厚生労働省による『第23回医療経済実態調査(令和3年実施)**』によると、医師の平均年収は下記の通りとなっています。

  • 民間病院院長  :3,100万957円
  • 民間診療所院長 :2,729万9,869円
  • 国立病院院長  :1,876万2,235円
  • 民間病院勤務医 :1,506万2,173円
  • 国立病院勤務医 :1,323万9,799円
  • 診療所勤務医  :1,078万9,621円

**厚生労働省『第23回医療経済実態調査(令和3年実施)』

いかがでしょうか?開業医も含まれる診療所院長の年収に、驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。

1位の民間病院院長や2位の民間診療所院長は、その2,000万円を軽く超える平均年収となっており、「開業医」が高い年収を得られる道であることを示しています。

医師が「高年収を得たい」=「開業」は正解なのか

上記のような医師年収の結果を見ると、2,000万円を超える年収を得るためには、「開業する」というのも1つの選択肢と言えます。

しかし、開業医の年収については、その医師や院長の個別の経営能力次第であるという点は否めません。

経営のノウハウがある診療所の院長は大きく稼いでいますが、中には休診日にアルバイトをして看護師の給与などを稼いでいるような先生もいらっしゃいます。

厚生労働省の調査によると、2017 (平成29)年10月~2018(平成30)年9月の1年間では、7,000 件以上もの診療所が廃止・休院していました***。

成功している開業医がいる一方で、多くの診療所が閉鎖となっている現状もあるのです。

 ***厚生労働省医政局委託株式会社川原経営総合センター『医療施設の合併、事業譲渡に係る調査研究 報告書』

勤務医の年収アップに関するポイントまとめ

勤務医の年収アップについてご紹介しましたが、最終的には先生がご自身のキャリアをどのように考えるかが最も重要です。

エムステージでは「年収をアップさせたい」「転職で働き方を見直したい」というお悩みを抱える医師からのご相談を受け付けております。

先生にとって最も良い道をコンサルタントがご提案いたしますので、ぜひ一度ご相談ください。

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