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【医師転職事例】妻のキャリアを優先して医局を辞め、外科から内科に転科。QOL重視で選んだ転職(40代・一般内科)

【医師転職事例】妻のキャリアを優先して医局を辞め、外科から内科に転科。QOL重視で選んだ転職

転職して、年収や働き方はどのように変わった?

転職して、年収や働き方はどのように変わった?

転職前は大学医局に所属し、急性期病院の勤務医として週5日勤務。

外来診療や手術、病棟管理、救急対応に加えて、救急当直を月4回と オンコール対応も月の半分ほど担当しており、非常に忙しい毎日でした。

今回の転職では、内科医としてケアミックス病院に入職。

週4.0日勤務で働きながら、転職前に取得した外科専門医の資格を維持するために知人の医療機関で外勤しています。

当直やオンコールの負担を軽減し、土日祝日休みというゆとりのある働き方にシフトしながらも、年収は転職前と同水準をキープしています。

転職先を決めるまでの流れは?

転職先を決めるまでの流れは?

転職を決意したきっかけは、医師である妻の転勤が決まったこと

医師として働く妻も大学医局に所属しており、医局人事による異動が決まりました。

妻はキャリアアップのため専門医の取得を目指しており、専門医プログラムの都合上、妻の転勤は避けられない状況でした。

そのため私は大学医局を辞め、転居先で自分の転職先を探すことに決めました。

知人から紹介された求人に問い合わせたことから、転職活動をスタート

妻の異動時期が決まっていたため 積極的に転職活動を進めようと考えていたところ、知人から紹介されたのが「Dr.転職なび」に掲載されていた常勤医師の募集でした。

案件に問い合わせをすると、すぐに担当コンサルタントから連絡が入りました。

その電話では、今回の転職に至った背景や譲れない条件などを伝え、問い合わせの案件以外でも該当する案件があれば随時案内してもらえるよう依頼しました。

土日休みを希望。外科から内科への転科・転職を目指す

今回の転職では、妻の医師としてのキャリアを優先するため、育児時間を確保できる勤務先であることを最も重視していました。

これまでの勤務先では外科医として手術で執刀し、夜間や休日の頻回な呼び出しや当直にも対応しながら忙しくも充実した日々を過ごしてきました。
しかし今回妻の異動に伴って転職すると決めた時、「手術はもういい」と思ったんです。

以前から、手術の先にある患者の生活を支えていく「内科医」としてのキャリアにも高い関心があったことから、今回の転職を機に内科への転科を具体的に検討することにしました。

また子どもがまだ小さいため、土曜も出勤がある妻をサポートしながら育児時間を確保できる「土日休みの働き方」にシフトしたい。

かつ、年収は現職程度の水準は維持したいと考えていました。

医局の他でも、自分を求めてくれる医療機関は多くあった

コンサルタントの方に希望や考えを伝えた後、続々と条件にマッチする求人の案内が届きました。

今回の転職は、医局からの転職のため 退職交渉や引継ぎ期間を考えるとすぐの入職が難しく、かつ外科から内科への転科であったため、希望に合う案件はあるのかと少し不安がありました。

しかし実際には熱烈にアプローチをしてくださる医療機関も多くあり、「自分を必要としてくれる医療機関はこれほどあるのか」と安堵したことは記憶に残っています。

その中から、オンオフをしっかりつけて働くことができるケアミックス病院と、開業に向けて学べる環境が整備された訪問診療のクリニックの二施設に絞り込んで検討。

訪問診療の領域にも興味があったのですが、慢性期医療で経験を積んだのちに挑戦したいと判断。
今回はプライベートとの両立が無理なく叶えられる亜急性期と慢性期のケアミックス病院への入職を決めました。

面談前に「カジュアル面談」を実施してもらった

今回医療機関との本面談を行う前に、コンサルタントの方から オンライン通話ツールを使った医療機関との「カジュアル面談」の提案を受け、実施していただきました。

面談では、お看取り時の対応方法やオンコールの曜日や頻度、新型コロナウイルス感染拡大による経営への影響等に至るまで、気取らない雰囲気の中で踏み込んだ内容までしっかりと聞くことが叶いました。

またカジュアル面談に際して、コンサルタントの方からは「今回は外科からの転科になるため、できない事や未経験のこともお話しした方が良いのでは」とアドバイスいただけたことも非常に役立ちました。

「外科からの転科でも、業務に問題はないのか」、「自分のスキルや経験を活かして、どのようなことに貢献できるか」といった質問で自分の不安や疑問を解消しながら、前向きな姿勢をアピールする事にも繋がったのではと感じます。

このように、求人票や条件提示書に記載された情報以外の判断材料を得られたことによって、しっかり納得したうえで転職先を選択できたと感じています。

実際に転職して感じたメリットや実現できたことは?

実際に転職して感じたメリットや実現できたことは?

家族と過ごす時間や育児時間も確保できるようになった

転職をして最も実感しているのは、家族と過ごす時間を確保できるようになったことです。

以前は月の半分くらいはオンコール担当をしており、コールがない時でも「電話が鳴って、呼び出されるかもしれない」と考えただけで大きなストレスでしたが、転職後はオンコール対応なし。

加えて土日・祝日は完全フリーとなり、無理なく仕事とプライベートの両立を実現できています。

長期の休みを取って家族で旅行することも叶いましたし、定期的な運動習慣もできたことで血液検査の数値も改善する等、嬉しいことが増えました。

また転職したことによって、以前よりも夫婦で協力して育児に向き合えるようになりました。

転職前は毎日手術の予定が入っていたので、子どもの発熱時には保育園へのお迎え等の対応は妻にお願いせざるを得ませんでした。

現在は休みを取りやすい環境になったので、何かあった際には妻と交代で休暇を取り、夫婦で分担して対応することができています。

転科後も専門医や年収を維持し、これまでの経験も活かせる環境

内科医としての仕事は、新たな気付きや勉強の日々で忙しいものの、他科へ転科したことで 改めて医学の奥深さや面白さを実感することができたと感じています。

また、今回の転職では勤務日を週4日として、外科専門医を維持するための外勤に出ることを許可いただけました。

そのおかげで、以前よりゆとりのある働き方に変更しながらも、前職と同じくらいの水準の年収を維持できています。

あとは、これまでの外科医としての経験を活かして貢献ができる点も、今の勤務先で働くモチベーションの一つになっていますね。

内科医として勤務する中でも外科的処置が必要となるケースがありますが、そのような場合もスムーズに対応できるので、同僚の先生方や看護師からは感謝いただくことも多くあります。

厳しい交渉も前向きに進めてくれるコンサルタントの存在が支えに

「Dr.転職なび」のコンサルタントの方は、面談調整や転職先との交渉も非常にスピーディーに進めてくれるのが印象的でした。

待機手当や住宅手当、学会費等、自分では聞きづらいと感じてしまう細かな条件面を先回りして確認してくれたり、時短勤務や週4日勤務などの条件交渉も積極的に代行してくれたりと非常に心強い存在でした。

また医局を退職する時期や他検討施設との兼ね合いから面談日程や入職日を調整してくれる等、きめ細かなサポートに何度も助けられたからこそ、希望が叶う転職ができたように思います。

今回の転職成功は、担当してくださったコンサルタントに恵まれたことも大きく影響していると思います。
今後も転職を検討する機会があれば、今回のコンサルタントの方に「またサポートをお願いしたい」とお伝えしています。

担当コンサルタントが考える、転職成功のポイント

奥様も大学医局に所属する医師であり、奥様のキャリアを優先する形でご自身は医局を辞め、奥様の異動先で勤務先を検討されました。

お子様がまだ小さいこともあり、オンとオフがはっきりしているケアミックス病院に入職。

外科専門医を維持するために週4日勤務の了承を得たうえで、前職の年収を維持した転職を実現されています。

「Dr.転職なび」では、専任エージェントが先生お一人おひとりのご状況・ご希望に寄り添いながら、転職支援をいたします。
転職をご検討の先生は、以下より是非お気軽にご相談ください。

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Dr.転職なび編集部

ライター

Dr.転職なび編集部

医師の転職、キャリアアップ応援コンテンツを提供する「Dr.なび」編集部です。医師転職サービスを提供する株式会社エムステージが運営しています。

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