
医師の働き方は多様化しています。
医療機関で常勤として働く医師もいれば、企業に産業医として在籍する医師、そしてフリーランスとして非常勤のみで働く医師も多くなっています。
今回は非常勤勤務のなかでも特に柔軟で自由度の高い働き方である「スポットアルバイト」のメリットとデメリットや求人選びのポイント、働くうえで注意しておきたい点などをまとめてご紹介します。
スポットアルバイトの働き方とメリット・デメリット
スポットアルバイトは、日時限定の単発勤務
医療機関で医師が足りないときなどに急遽発生する募集のことを、スポットアルバイトといいます。
1日だけのごく短時間の勤務など、特定の日時に限定して勤務する場合が大半で、健康診断やインフルエンザ予防接種などの時期に多くなる単発アルバイトをイメージするとわかりやすいでしょう。
ゴールデンウイークや年末年始などの連休時には、2~3日連続して勤務するという募集も出ることがあります。
普段は常勤と定期アルバイトで働く医師が、「年末年始だけ当直スポットに入りたい」と希望するケースも例年多くなっています。
スポットアルバイトで働く2つのメリット
メリット1:希望のタイミングで働くことができる
スポットアルバイトで働く最大のメリットは、自分が望む日時だけ勤務できる<スケジュールの柔軟性>です。
定期アルバイトの場合は医療機関との面談が必要になることが多いため、求人への応募から勤務が確定となるまでに日数を要してしまいます。
一方スポットアルバイトは、経歴書による書類選考のみで採否が決まります。
求人への応募から勤務が確定するまで非常に早いため、「応募した当日に勤務に入る」といったケースも珍しくありません。
このように手軽に勤務することができるという利点を活かして、急に予定がなくなってしまった時などに空き時間の有効活用としてスポット勤務に入る医師は多くいます。
メリット2:報酬が高い
スポットアルバイトは、上述のように「急な人員不足」が理由となっている場合も多いため、常勤医と比べて給与設定が高い傾向がみられます。
例えば、総合病院や一般病院に勤める勤務医が常勤先で当直を行う場合の手当は、1回あたり15,000円~20,000円が相場と言われていますが、医師のアルバイト情報サイト「Dr.アルなび」で当直アルバイトの給料相場を調査したところ、1回あたりの給与はおよそ30,000~100,000円程度と割高になっています。
また、急を要する募集では通常よりも高額な給与が提示されたり、なかなか医師からの応募がない場合には給与がアップしたりといったケースも少なくありません。
求人情報のチェックをこまめにしておくと、このような好条件の求人に出会える確率が高くなるでしょう。
スポットアルバイトで働く2つのデメリット
デメリット1:安定的に働くことができない
スポットアルバイトは単発で継続性がない働き方であるがゆえに、「必ず自分が希望する日程で働くことができる」という保証がありません。
そのため、自分の都合と希望に合う求人を探し、応募し、勤務スケジュールを確定していくという作業を毎回行う必要があります。
特に医師からの応募が集中する年末年始や祝日などは「働きたかった日の募集が、すでに埋まってしまった…」というケースも珍しくありません。
勤務日数が少なくなってしまい、月により収入の差が生じてしまう可能性も考慮しておきましょう。
デメリット2:勤務環境が毎回違う
スポットアルバイトでは、求人ごとにさまざまな医療機関や企業などの勤務地を訪れることになります。
また、業務内容や使用する電子カルテなどのツールも、勤務先ごとに異なります。
毎回の変化に戸惑ってしまうかもしれませんが、普段と異なる環境でも臨機応変に対応していくことがスポットアルバイトで働く医師には求められています。
スポットアルバイトの求人を選ぶポイント

スポットアルバイトは外来や健診などの高い専門的を求められない業務内容での募集が多く、経験年数やスキルを問わない選択肢も豊富にあります。
まずは自身がスポットアルバイトで働く目的や希望する条件を重視して、求人を選んでいくと良いでしょう。
報酬を重視
例えば、副収入を得て年収を上げたいと考える医師が、研究日などを利用してスポットアルバイトに入るというケースです。
問診・聴打診メインの健康診断のアルバイトで勤務する場合、1日あたりの報酬は60,000円~80,000円程度です。
月に4回勤務することで、2,880,000円~3,840,000円の年収アップにつなげることができます。
より高額の給与を重視する場合には、場所や業務内容の幅を広げて検討してみると良いでしょう。
例えば、郊外や都心部からのアクセスがあまり良くないエリアにある医療機関での募集や、訪問診療の求人にもぜひ着目してみましょう。
自分のライフスタイルを重視
子どもが小さいために常勤や定期アルバイトで働くことが難しい医師が、自由に勤務スケジュールを組むことができるスポットアルバイトを選択するケースは多くあります。
また、出産や育児などでブランクのある医師や休職をしていた医師などが、少しずつ医師としての勘を取り戻していくためのステップとしてスポットアルバイトで勤務する場合もあります。
上記のようなプライベートな事情に合わせて賢く利用できる点も、スポットアルバイトの大きな魅力です。
初めてのスポット勤務なら「健診」「予防接種」がオススメ
初めてのスポットアルバイトを検討している医師にオススメしたいのは、健康診断と予防接種のアルバイトです。
いずれも、基本的には健康な方を対象とするので通常の診療と比べると心理的な負担が少なく、業務内容も問診や聴打診が中心の業務が大半となっています。
そのため非常に人気が高く、募集が出るとすぐに埋まってしまうという求人も少なくありません。
スポットアルバイトで勤務するときの注意点

最後に、スポットアルバイトを検討する医師が知っておきたい注意点をご紹介します。
常勤先でアルバイトすることが禁止されていないか
常勤先のある医師がスポットアルバイトをするときには、常勤先の医療機関の就業規則は必ずチェックしておきましょう。
公務員である国立病院の医師や初期研修医がアルバイトをすることは禁じられています。
また医療機関によっては医師の副業を禁止していたり、事前に副業届の提出を義務付けていたりするケースもあるので、注意が必要です。
確定申告を行う必要がないか
確定申告が必要なのは、フリーランス医だけではありません。
常勤先からの給与収入のほかに、アルバイトでの収入や原稿執筆料などを受け取っているような場合にも、これらを合算した上で確定申告をする必要があります。
「2カ所以上の事業者から給与を受け取っていて、主たる給与以外の所得の合計が20万円を超える場合」、つまり常勤先以外の勤務先からの収入があり、その金額が合計20万円を超えると翌年の確定申告が必要になります。
手続きにはそれなりの労力を要しますが、申告をすることで税金が還付されるケースもありますので、確定申告はしっかり行うようにしましょう。
他の医師よりも早く応募できるか
スポットアルバイトの大半は、急な人材不足が募集背景となっています。
そのため、募集がいつ発生するかの予測はなかなか立てることができません。
募集が出たとしてもすぐに他の医師で勤務が決まってしまい、「なかなか勤務することができない…」と嘆くケースも少なくありません。
成約率を高めるためには、スポットアルバイトの求人情報へのアクセスを早くすることが近道となります。
あらかじめ、転職エージェントなどに「この日時のスポットアルバイトが出たら、早急に案内してほしい」と依頼しておくと、忙しい勤務の合間でも効率的に情報を収集できるでしょう。
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メリットやデメリット、注意点などを踏まえたうえで、希望に合う募集をさっそく探してみませんか。
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