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同僚インタビュー

公益財団法人淀川勤労者厚生協会 西淀病院
大阪府 大阪市西淀川区(最寄:JR東西線 「御幣島駅」)
2024.10.04 更新
  • 当直なし
【常勤/ID:135385】内分泌科、糖尿病内科
外来診療・病棟管理のご勤務/女性医師が活躍
200床規模の一般病院です。急性期から回復期までの患者さんを中心に受け入れています。(転職:医師求人:内分泌科医師)

同僚インタビュー

福島 啓医師(地域総合内科医)【全人的医療のやりがい得られる病院】

  • 【ジェネラリスト志向の方に最適な病院】
     大学で入局すると、かなり早い時期に専門を決めなければいけません。専門医として極めるのならそれでもいいですが、ジェネラリストを目指して幅広く勉強したいのなら、西淀病院のような地域密着型の病院のほうが、力を付けられると思います。

     ある一定の専門性は必要ですが、ここのようにそれほど規模が大きくない病院では、幅広く患者さんを診ることが求められます。この規模の病院ではどこでもそうでしょう。ある程度ジェネラルに患者さんを診療出来る力を持っていることを前提として、専門分野も勉強したいという方に向いている病院です。

    【仕事のやりがい、専門医取得も可能】
     地域密着という形で患者さんのQOLを第一に考えて医学面の治療はもちろんの事、それに加えて心理的・社会的背景含めて全人的に診られる医師を目指せることです。それと、ここは生涯学習について配慮してくれる病院です。病院が給与を補償してくれた上で、本人が学びたい分野の先進的な施設などに、半年間など一定期間外部研修に行くことも出来ます。

     西淀病院はジェネラリスト向きの病院ですが、専門医の取得も可能です。呼吸器学会専門医、内科学会の総合内科専門医、糖尿病学会専門医、家庭医療専門医を目指せます。ジェネラリストとして幅広く働きつつ、こうした専門分野を身に付けられる、そういう特徴がある病院です。

    【医師、スタッフとの連携】
     ここの医局は先生同士の仲が良く、雰囲気が和やかなことが特徴です。規模が大きくない医局ですので、患者さんの分担や受け持ちの割り振りなど仕事の分担に融通が利きます。各先生は内科に関して全般的に診療出来る力をもっていますから「自分の専門分野でないと診ない」というような事はありません。

     医師同士の協力だけではなく、スタッフとの連携もとりやすい病院です。どこの病棟でも看護師さんを始めとするスタッフと顔見知りで、協力を得やすいです。例えば医学的なこと以外で、家族の事情や患者さんの希望で退院調整に困ることがあります。そういう時は、多職種が阿吽の呼吸で積極的に動いてくれます。医師が忙しく患者さんとコミュニケーションを取りきれない時には、看護師さんが「先生、患者さんがこんなことを話していたよ」と助言してくれます。コメディカルに限らず、事務の方も声をかければ協力してくれますから、働きやすい職場です。

村瀬 明世医師(糖尿病・代謝内科)【二人の子育てと常勤医師の両立】

  • 【二人の子供の親として、また西淀病院の常勤医師としての両立】
     西淀病院の常勤医師は週5~5.5日勤務で夜診と当直が週に1回ずつという勤務体系が基本ですが、私は夜診も当直も免除してもらっています。主治医としても7~8名の設定ですが、私は5~6名ほどの受け持ちにして頂いています。その代わり、午前中の外来枠を他の医師より増やしたり、稀に空いている祝祭日で日直に入る等しています。

     その時々のライフスタイルに応じた勤務体系を病院側から配慮して下さり、非常に助かっています。また他医師からの理解もありますので、遠慮しなければならないという雰囲気はないですね。時間外の急変についても当直医師が全て対応しています。予め異常時の指示を出していれば呼び出される事も電話での相談もほとんどありません。

     小学校1年生と2歳の子供の子育てと常勤医師の両立は簡単ではありませんが、病院側から最大限のバックアップがあるからこそ続けられるのだと思います。

    【医局の雰囲気】
     医局の雰囲気は良いと思います。現在、大学病院へ週1日だけの研修へ参加していますが、大学病院などの大所帯になるとどうしても他科へのコンサルトしづらいみたいですね。その点ここは、医局での空き時間に画像などの相談も出来、また嫌な顔一つされませんので非常にありがたいですね。

     また西淀病院は、女性医師やスタッフが多く在籍しています。女性医師と女性スタッフだけで年に2~3回『ジョイーズ』と称して飲みに行き、食事しながら色々と意見や情報交換をしています。そういった事も含め、コメディカルとの連携も取れており“チーム”として診療を行っているという実感がありますよ。

    【女性医師としてご活躍されている方々へ】
     私は、大学卒業後から民医連にお世話になっております。当時は研修先についての選択肢は現在ほど多くはありませんでしたが、その中でもこちらの要望を最大限に考慮した研修内容を準備していただいた事、そして将来的に結婚などを考えており、その状況に応じた勤務体系をご用意いただける事を考慮し、民医連でお世話になる事を決めました。

     また子育てしているからと言ってスキルアップが出来ないという訳ではありません。私も入職してから3ヵ月間という期間を決めて、病院からの紹介で大学病院へ研修に行き、アカデミックな部分を学び現在も専門医の取得を目指しています。

     努力されて取得した免許や積まれた経験を週数回のアルバイトではなく、常勤医師として発揮出来る環境が当院には整っています。

上田 真意子医師(糖尿病・代謝内科)【スペシャリストではなくジェネラリストを目指す】

  • 【大阪民医連を選んだ理由】
     高校生の時「1日体験実習」で西淀病院に来て、アットホームで医師と職員の仲が良く感じたことが最初のきっかけです。その後、差額ベッド料を取らなかったり地域の方と同じ目線で頑張っている事を知りました。大学病院はもちろん、市中病院でもそういう医療を行っているところは他にありません。こうしたことを背景に、医学部5年生くらいには民医連で働きたいと意識していました。

     臨床研修から民医連の病院に勤務していますが、大学病院とは良い意味で違います。大学病院は臓器別のスペシャリスト集団で、そうなりたい医師にとっては良い場所ですが、私は総合医のようにすべての疾患を広く診られるようになりたいと考えていました。実際、大学病院で研修している同級生に話を聞くとやはり、「何でも診る」という雰囲気ではありません。ここでは、スペシャリストによる医療が必要かどうかを判断するための診断能力を身に付けることができますので、「総合医になりたい」という自分の希望に沿った働き方を実現できました。

     後期研修のローテートの中で西淀病院を選んだのは、学会の認定施設にもなっている呼吸器内科の評判を聞き、呼吸器について研修しようと思ったからです。実際来てみて、良い病院だと感じました。地域に寄り添って高齢者を受け入れ、在宅サービスを調整して、患者さんを家に帰している。例えば、心臓関連の病気で入院したらそれだけを治して退院という病院は多いですが、西淀病院は糖尿病の合併症も肝臓も全部アセスメントし、さらに介護申請もしてピカピカの状態で退院してもらう。そういう医療を提供していることがいいなと思っています。

    【患者さんを元気にするやりがい、往診の面白さ】
     西淀病院がある地域は、あまり裕福な地域ではなく貧しい方もたくさんいらっしゃいます。その方たちを救えると言ったら少しおこがましいかもしれませんが、そういう患者さんを元気にしてあげよう、というところにやりがいを感じます。

     大阪民医連の「ファミリークリニックなごみ」で往診を行っていますが、これにもやりがいを感じています。病院で診ている患者さんと自宅での患者さんは、同じ患者さんでも見せる顔が全然違います。往診では患者さん主体で話が進みますし、介護者の方の話や患者さんが送ってきた人生を聞いたりと、面白い経験が出来ます。

     それと、往診していく中で介護の必要性も改めて認識できました。ひとり暮らしで虚弱なのに、要介護認定を受けていない高齢者は意外と多いのです。病棟でそういう患者さんを受け持って往診につないで自分で診るという流れは、とても面白いしやりがいがあります。

    【理念があるからこそ、スタッフ一丸に】
     差額ベッド料を取らない事や、平和への意識、お金の有無によって差別しないといった理念は他病院に比べ少し特殊なので、誤解する人がいるかもしれません。でも実際のところ、政治活動の強要なんてことはありませんよ。私は、西淀病院以外の民医連の病院でも研修してきましたが、そういうことはまったくありませんでした。

     それと、こういう理念を掲げているから仕事をしやすい面もあるんです。「この患者さんには、これは必要なんです」と話せば、スタッフが協力してくれます。この理念があるからこその、強みと言えますね。

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