- 医療・介護の2025年問題。この年、団塊の世代が後期高齢者となり、2200万人、5人に1人が75歳という超高齢社会が到来します。このため、国は2014年に「医療介護総合促進法」を施行、地域特性を考慮した医療構想が策定されました。具体的には「病院完結型」から「地域完結型」への変換であり、継続的な在宅医療・介護の提供を行う「地域包括ケアシステム」の構築が必要となります。
井野口病院は前院長、井野口千秋先生のご指導により、4つの病棟が異なる機能を持ったケアミックス型の形態をとっており、それにより、多様な医療ニーズへの対応が可能となっています。特に、リハビリテーションの充実ぶりは瞠目すべきものがあります。疾病構造の変化により、多職種のスタッフが医療・看護・介護に対応する時代になっています。あらゆる職場で小さな改善を日々積み重ねて、大きな成果に結びつける姿勢が重要です。全職員の協力と献身により井野口病院の発展に尽力して、地域に良質な医療・看護を提供することにより社会貢献を果たしていきます