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医師の年収アップのコツ。勤務医の年代別年収を調べました

勤務医の年代別平均年収

さまざまな職業のなかでも特に高収入というイメージがある医師ですが、実際の年収はどのくらいなのでしょうか。

同年代の医師たちと比べて、自分の年収は低いのか、それとも高いのか?

また、転職やキャリアについて考えるタイミングに備えて、どのような要素によって医師の収入には差が生まれるのか、今後どのくらいの年収が見込めるのかといった情報は知っておきたいところではないでしょうか。

そこで今回は「年代別」という視点から、厚生労働省の調査による20代・30代・40代の勤務医の平均年収と、年収をより増やすコツをまとめてみました。

20代・30代・40代の勤務医の平均年収

勤務医の平均年収は1378.3万円

まずは、厚生労働省による「令和3年賃金構造基本統計調査」から、勤務医の平均年収を確認していきます。

この調査は、雇用される労働者に対しての賃金の実態を雇用形態や職種、性別、年齢、勤続年数、経験年数などで分析したもので、毎年厚生労働省が調査・公表しているものです。

企業規模10人以上のデータからみた勤務医の平均年収は以下となります。

▼勤務医の平均年収

男性1469.9万円(46.8歳、8.0年)
女性1053.7万円(39.9歳、6.4年)
男女計1378.3万円(45.3歳、7.7年)

※()内の数値は、平均年齢と平均勤続年数

※平均年収は、「きまって支給する現金給与額」×12か月分に、「年間賞与その他と区別給与額」を合計して算出

多くの医師は常勤に加えてアルバイトも行っているので、上記のような常勤先からの給与に加えてアルバイトで得られる副収入も加わると考えられます。

医師のアルバイトに関する記事はこちら▼

20代・勤務医の平均年収は619.0万円

医師として働き始め、モチベーションも高い20代の勤務医の年収は以下の通りです。

20代前半 20代後半
男性614.8万(24.5歳、0.5年)697.1万(27.7歳、1.2年)
女性489.4万(24.5歳、0.5年)581.5万(27.5歳、1.4年)
男女計583.2万(24.5歳、0.5年)654.8万(27.6歳、1.3年)

※厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」をもとに編集部作成

医学部を卒業するのは最短で24歳、卒業後の2年間は初期研修医として勤務を始めます。

この初期研修時はアルバイトが禁止されているため、男女ともに年収は低めとなっています。

初期研修が修了する20代後半は、大幅に年収がアップします。

また医師にとって20代後半の時期は、学位や専門医の資格を取得するタイミング。

多くの医師は学位取得のためにそのまま医局に残りますが、昨今では一般病院へ入職する医師も増えています。

医師3年目以降はアルバイトが解禁となるので、常勤先以外の医療機関で非常勤医師として勤務し、副収入を得ることも可能となります。

30代・勤務医の平均年収は1099.4万円

経験やスキルを重ね、今後のキャリアプランを考え始める30代の勤務医の年収は以下の通りです。

 30代前半30代後半
男性1007.3万(32.6歳、2.8年)1297.4万(37.9歳、3.9年)
女性781.7万(32.1歳、2.4年)1136.7万(37.3歳、4.6年)
男女計939.3万(32.4歳、2.7年)1259.5万(37.8歳、4.1年)

※厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」をもとに編集部作成

常勤先の当直を引き受けたり残業をしたりといった労働時間も増加してくる30代では、年収も20代よりも大幅に増えてきます。

専門医の資格を取得し、30代後半になると1,000万円の大台を超える医師が多くなります。

また中堅医師となる30代は、勤務先で部下の指導を任される等、臨床や医療の研究以外の時間が増えてくる時期でもあります。

そのため、業務量の増加や人間関係などのさまざまな悩み・トラブルを抱え始めるタイミングともいえます。

今後のキャリアを考えた転職を行う医師が増えてくるのも、30代の大きな特徴です。

なかには結婚や出産・育児等によるライフスタイルの変化を経験する医師もいます。

人生の節目で自身のキャリアをしっかり構築することができるかどうかが、将来高い年収を確保する上でのポイントとなるでしょう。

医師の働き方は、一つではありません。

開業を将来の選択肢の一つに加える、さらなる専門性を求めて現在より規模の大きい医療機関へ転職をする、QOLを重視した働き方に変える―。

さまざまな選択肢の中から、これからのキャリアプランを検討していきましょう。

40代・勤務医の平均年収は1566.9万円

医師としての専門性に加えて、役職に就き管理職としての能力も求められることも多くなる40代の勤務医の平均年収は、以下の通りです。

 40代前半40代後半
男性1521.1万(42.7歳、5.5年)1738.8万(47.5歳、8.5年)
女性1307.6万(42.5歳、6.4年)1342.0万(47.2歳、9.2年)
男女計1478.1万(42.6歳、5.7年)1655.7万(47.4歳、8.7年)

※厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」をもとに編集部作成

40代の勤務医の平均年収は、男女ともに1,000万円台となります。

勤続年数を重ねて診療部長や副院長といった役職に就いたり、若手医師や後輩の指導や勤務方針について検討したりする立場になります。

医療機関にもよりますが、医師の転職情報サイト「Dr.転職なび」での役職別にみた年収の相場は、以下の通りです。

・診療部長:1,300万円~1,600万円

・副院長:1,500万円~1,800万円

また30代と同様に、40代も医師としてのキャリア構築の一つの節目といわれており、独立・開業に踏み切る医師が多くなります。

昨今では、開業希望の医師を歓迎する募集も増えています。

将来の開業に備えて、医療法人が経営するクリニックで院長として勤務するために転職するというケースも少なくありません。

勤務医が年収をアップするための方法

勤務医が年収をアップするための方法

医師の年収は、勤務先によって大きく変動する

医師の勤務先は国公立病院、大学病院、民間病院、クリニック…とさまざまです。

一般的に民間病院より給与が低い大学病院の勤務医の平均年収は、800~1,000万円と言われています。

国公立の場合はさらに下回り、平均年収は600万円程度のケースもあります。

より専門性の高い症例や最新の医療技術を経験できるなど、医師としてのスキルを高められることが大きな魅力の大学病院ですが、年収面では民間病院と大きく差があります。

医師が不足している地域へ転職する

また、勤務医の年収は地域によっても変わります。

過疎地や離島など医師不足が深刻な地域では、医師獲得のために年収2,000万円以上を提示している募集もあります。

勤務医として年収を増やすには、このような求人に注目するのも有効かもしれません。

医師が不足している地域のため1人の医師が担当する業務量は増えるといった可能性もしっかり考えたうえで、年収アップのための選択肢として検討してみるのも良いでしょう。

開業する

開業し経営を軌道に乗せることができれば、2,000万円以上の年収を得る事も可能です。

開業する地域の競合状況などによるところもありますが、開業して落ち着いた場合の年収は以下が目安といわれています。

・眼科:約3,500万円

・小児科:約3,300万円

・耳鼻咽喉科:約3,000万円


アルバイトによる副収入で年収を上げる

一般的に年収が低いとされる大学病院勤務の医師や、将来の開業に備えて資金を貯めたい医師など、アルバイトで収入を得ている医師は非常に多くいます。

医師は、アルバイトで年間どれほどの収入を得ることができるのでしょうか?

人気の健康診断のアルバイトは、日給30,000~70,000円が相場です。

勤務時間は3時間~7時間ほどの案件が多く、時給換算では10,000円程度となっています。

例えば、70,000円/日の健診アルバイトで月4回勤務する場合には、

・70,000円×4回×12か月=3,360,000円

となり、年間で336万円という大きな副収入を得ることができます。

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勤務医が年収2,000万円を得るには

ここまでご紹介してきたように、勤務医が年収2,000万円以上を得るためには

  • 培ったスキルを活かして、医院を開業する
  • 医師偏在地域の医療機関へ転職する
  • 常勤勤務をしながら、アルバイト収入で副収入を得る

といった方法が有効です。

勤務医の年収は、地域や経営母体、診療科、出産・子育てなどのライフイベントの有無など、さまざまな要因によって変動します。

上記でご紹介してきた平均年収を参考にしつつも、給与面だけにとらわれることなく、やりがいやQOLなども含む総合的な視点でキャリアを検討していくのが良いでしょう。

「Dr.転職なび」では、幅広い診療科や地域、医療機関の募集を多数掲載しています。

年収アップを目指して転職やアルバイトを検討される方は、お気軽にご相談ください。

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Dr.転職なび編集部

ライター

Dr.転職なび編集部

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