• 検討中リスト
  • 閲覧履歴

医師がワークライフバランスを意識する4つのきっかけは?転職による改善法もご紹介

医師がワークライフバランスを意識する4つのきっかけは?転職による改善法もご紹介

医師がワークライフバランスを意識して転職を考える主なタイミングは、過酷な労働環境を感じた時、専門医資格取得時、セカンドキャリアを考えた時、出産や育児などのライフイベントが発生した時の4つです。転職活動では、変えたいことを書き出し、優先順位を決め、希望に合う求人を探すことが重要です。

今回はDr.転職なびのコンサルタントである小川が、医師がワークライフバランスを意識し始めるきっかけや、理想のワークライフバランスを実現するための方法について解説します。

医師がワークライフバランスを意識する4つの転機

医師がワークライフバランスを意識する4つの転機とは

ワークライフバランスを重視して医師が転職を検討し始めるターニングポイントとして多いのは、以下の4つのタイミングです。

①「ここで頑張っても報われない」と感じた時

過酷な労働環境に見合わず、同年代の医師と比べて年収が低いことが分かった時などに、正当に評価してくれる勤務先を探す。
時間外労働に対して手当が支給されない時、正しく残業代や給与が支給される勤務先を探す。

②専門医資格などを取得した時

・専門医などの資格や医学博士の取得を目指して医局に所属していた医師が、目標の資格などを取得した後に医局を離れて転職をする。

③セカンドキャリアを考えた時

・これまで第一線でキャリアを築いてきた医師が、これからは後進の育成に注力したいと考え、転職を検討する。
・手術を担ってきた外科医が加齢に伴い、いつまで執刀を続けていくかを含む今後の方向性を検討する。

④出産や育児などのライフイベントが発生した時

女性医師が、出産や育児などの生活の変化に合わせて 常勤から非常勤に雇用形態を変更したり、時短などの働き方に変更したりする。
子を持つ男性医師が「育児のための在宅時間を増やしたい」という目的から、転職を検討する。

以上4つが、ワークライフバランスについて考えるきっかけとなるタイミングです。
思い当たるエピソードはありましたか?

理想のワークライフバランスを目指す転職活動の秘訣

なお、「ワークライフバランスを大切にする」=「楽になることを最優先する」ということではありません。

今の勤務先で疲弊するあまり業務負担を軽減することばかりに目が行ってしまうと、資格の維持や希望の症例に携わることが難しくなってしまう、さらには医師としてのやりがいさえも失ってしまうという事にもなりかねません。

理想のワークライフバランスを叶える転職をするためには、以下のステップを順に進めていくと良いでしょう。

ステップ1:転職で変えたいこと、叶えたいことを書き出してみる

ステップ1:転職で変えたいこと、叶えたいことを書き出してみる

今の勤務先で嫌だと感じていること、転職したら実現したいこと、どのような働き方ができれば自分や家族が幸せと感じることができるのかなど、思いつくままどんどん書き出してみましょう。

ステップ2:優先順位を決める

書き出した項目の中から、「最も自分が大切にしたいこと」を選択します。
その後も優先順位をつけながら、項目を並べていきましょう。

なお、条件の優先順位付けをする際には、転職エージェントを活用するのも1つの方法です。

Dr.転職なびの医師会員に行ったアンケート(※)では、88.6%の医師が「転職での失敗を防ぐために、転職エージェントを活用することは有用」と回答しています。
その理由として「希望条件や優先順位の整理をしてくれる」が最も多い回答となっています。

◆転職での失敗を防ぐために、転職エージェントの活用が有用と思う理由

1人ではなかなか難しい優先順位決めも、多くの医師の転職サポートを行ってきた経験豊富なコンサルタントと一緒であれば心強いですね。
迷うことがあるときには、ぜひ気軽に活用してみましょう。

\医師転職のプロがサポート!/

ステップ3:希望に合う求人を探す

ステップ3:希望に合う求人を探す

優先順位が決まったら、最も自分が大切にしたいこと(最優先条件)を満たす具体的な求人を探します。
求人選びではこの「最優先条件を満たすこと」を基本ルールとして検討を進めることで、納得感の高い比較検討をすることができます。

転職は不可逆的で後戻りできないものだからこそ、「できるだけ後悔を残したくない」と誰もが考えるはずです。
そのためには、ひと足飛びではなく必要な順序をしっかりと踏んで、慎重に検討を重ねることが大切です。

医師が本音で話せる、転職活動のパートナーとは

本音で話せる、転職活動のパートナーを見つけよう

医師の転職では、実際に今受け取っている年収や勤務場所、業務内容、居住環境、ご家族の事情に至るまで、ありのままの現状を明らかにしたうえで理想の条件とすり合わせていく必要があります。

特に収入に関する話題は身近な人には話しにくいと感じる部分もある一方で、転職エージェントには「第三者だからこそ、包み隠さず話ができた」という声も多くお聞きします。

希望条件を出し切ることで、後悔を残さない転職を

「自分や家族が幸せになるための転職」を実現するための転職活動は、ご自身の希望を包み隠さず誰かに話すところからスタートします。

かつての上司や知り合いの伝手で転職をするケースでは、遠慮してしまう気持ちから十分に自分の希望を伝えきれないこともあるのではないでしょうか。
そのような中で「自分や家族が幸せになるための転職」を実現することは難しい面も多いようです。

「Dr.転職なび」では、医療経営士資格を持ったコンサルタントと医療機関担当がチームを組み、先生のご状況やご希望に寄り添った働き方の選択肢を徹底的にお探します。

先生が理想とされている働き方・今変えたいと感じている事を共有していただくことで「思いもよらなかった」「自分では見つけられなかった」と感じていただける求人をご案内することができます。
ぜひこの機会に、ご希望条件のご登録をお済ませください。

(※)調査概要

調査概要「医師が転職で後悔したことについてのアンケート」

調査日:2022年10月11日~10月14日

対象:Dr.転職なび・Dr.アルなびに登録する会員医師

調査方法:webアンケート

回答数:352

小川 真史(おがわ まさし)

専門家

小川 真史(おがわ まさし)

株式会社エムステージ MHR事業部 常勤コンサルタント
2019年入社。先生の人生がより豊かになる事を一番の目標として考え、関わってくださる方々のお役に立てるように日々の仕事に取り組んでいる。
保有資格:医療経営士3級、国家資格キャリアコンサルタント

関連記事

ページトップへ戻る